液タブXP-PEN Artist 15.6 Pro レビュー

ガジェット

2019.10.21

海外製液晶ペンタブレット「XP-PEN Artist 15.6 Pro」を購入したのでレビュー。
amazonで時々密かにタイムセールをやっているので要チェック。

液晶ペンタブレットを購入する上で吟味した点

資金＆作業環境に余裕があればWacom製品一択ではあるようだが・・・
それでもXP-PEN Artist 15.6 Proを選択した理由は、
・モニタサイズ15.6インチ
＞ちょうどいいサイズ感。昔21インチ液タブを所持していたが、机に対して大きすぎ結局あまり使わず手放した
・IPSディスプレイ　＞他社であまり見かけないので貴重
・ペン筆圧感知8192レベル
・ペン傾き検知
・充電不要のバッテリーレスペン　＞地味にありがたい
・格安の4万円台　＞ちなみにamazonタイムセールで4万円以下で入手

いざXP-PEN Artist 15.6 Proを使ってみる

セッティングは簡単、HDMIとUSBを一つずつPCに差すだけ。
電源はUSBバスパワーだけで足りた。
ただ最初、クリスタ以外のソフトの筆圧が一切反応しなかった。
ドライバーを一旦アンインストールし再起動、また再インストールし再起動したら、全てのソフトで筆圧を感知した。（Windows10の場合）
あと念のためwacomドライバーをアンインストールしたのも起因かも。

2Dドロー系アプリ
・Photoshop（CS5）
・CLIP STUDIO PAINT（クリスタ)
・Krita
全て問題なく使用できた。筆圧＆傾き探知。

3DCGスカルプト＆ペイント系アプリ
・Blender
・Zbrush
・3D-COAT
・Substance Desiger
どれも無問題。
公式でサポートしていないであろう古いソフトでも基本大丈夫そう。

描き味は正直「ipad2018+apple pencil」より若干劣るくらいかなと思う。
ただペンの強弱はArtist 15.6 Proのが上、液晶16インチサイズのipadはないし、発売されたとしても金額が一体いくらになるのか・・・。

不満点はペンのサイドスイッチがソフト毎にショートカットキーを自動で変えられない。
特に2D&3Dソフトを行き来する使い方では不便。
本体のエクスプレスキーはソフト毎にショートカットキーを割り当てられるので対処できるかも。

XP-PEN Artist 15.6 Pro 総評

コストパフォーマンスは高いと思う。
当初評判は良いものの少し疑心暗鬼ではあったが、問題なく普通に使えた。
「初心者の入門機」で片づけるには勿体ない。
液晶ペンタブレットに興味がある方は選択肢の一つとしていかがでしょうか。

しかし百聞は一見に如かず。店頭で実際に試されてから判断するのが良いでしょう。